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 青具神明社の5反幟ものがたり Edit

 青具神明社の鳥居の外の石段の道路側に例祭の時に掲出される大幟は2代目のもので『5反のぼり』と言われています。1代目の幟を正確にコピーしてあります。
 5反幟は、1反の布5枚を横につなぎ合わせて作ってあるので、160センチメートルを超える幅があり、敢えて全部を縫いつなげずに風を抜く工夫をしてあります。
 
 文字は川側に『體天地之撰』山側に『通神明之徳』で、伊東祐亨書です。
5反のぼり.jpg
 伊東祐亨氏( すけゆきですが、本人はゆうこうと名乗っていたそうです)は元海軍元帥で、明治時代元帥の称号を受けた海軍大将は3名ですが、2代目です(明治39〜44年)。
 
 幟が経年劣化し、新しいものが検討された時期に、この幟の価値を評価するべく、当時の区長高橋功氏が調査したレポートがあります。
 小林辨佐氏(忠夫氏祖父)からの聞き語りを子息の小林新二氏(昭一氏父)が伝えたものですが、東京の芝増上寺の客殿で明治40年頃書いたとの事です。
宇佐八幡宮のものと日本に2振りで、当時の青具の氏子は驚いたそうです。
 
 こんな大人物が揮毫したのは、中村静二氏の尽力によるもので、氏は一宇田のカネジョウの当主、故中村大八氏の父で、美麻郵便局の7代目の局長です。
当時有力者などとの人脈があり、相当の人物であったことがしのばれます。
 
 記した文言は中国の周王朝時代に成立した、中国で最初の書物とされている、周易(しゅうえき)から採用したもののようです。
 周易の一部を抜粋します。

本文 右第五章。子曰、乾坤其易之門邪。乾陽物也。坤陰物也。陰陽合而剛柔有體、以體天地之撰、以通談税嫌、(以下略)

 
読み方 
 子曰く、乾坤は其れ易の門か。乾は陽物なり。坤は陰物なり。陰陽を合わせて剛柔體有り、以て天地の撰[こと]を體し、以て談世憐を通ず。
 
 具体的な文言の意味を解説出来ないのですが、『自然現象や社会現象すべて形に現れているは神明之徳につながっている。』位の意味でしょうか?
 それぞれが感じとればいいのでしょう。
 本来の意味とは違うかもしれないのですが、『青具神明社』と『神明の徳』の文言とのつながりを感じてもいいのではないでしょうか。   
                     (未定稿)


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Last-modified: 2011-01-02 (日) 23:28:59 (2816d)

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