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美麻から地域づくり発信

自治組織がシンポジウム

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 美麻地域づくり会議(合津富吉会長)は26日、地域づくりシンポジウム「美麻発新」を美麻公民館で開いた。合併前から同地区とかかわってきた、合併問題や住民自治の専門家を招き、合併後の1地域からまちづくりのあり方を発信した。

 北海道ニセコ町職員で国土交通省地域振興アドバイザーの片山健也氏がコーディネーターを務め、合併後の地域自治組織を踏まえたパネルディスカッションを行った。

 江戸川大学の鈴木輝隆教授は、合併で住民に緊張感が出て同シンポにつながったと評価する一方で、地域での経済的な営みを生み出せていない点が課題とした。関西学院大学の小西砂千夫教授は「美麻・八坂地区の住民自治の取り組みが、市全体の地域づくりへの経験に生きるはず」と、市の地域づくりのモデルとなる様な情報発信の必要性を述べた。会場を訪れた牛越徹市長は「地域のことを自ら考えシンポを開いたのはありがたいこと。せっかくの地域自治組織、ここから他地区にないオリジナリティを発揮してもらいたい」と話した。

(2008.1.29)

(このページは、大糸タイムス様のご理解により記事を引用させていただいています。)


Last-modified: 2017-04-25 (火) 08:22:09 (2550d)

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