美麻Wiki
しずかの桜
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*速報 しずかの桜開花情報について [#nee77691]
お問い合わせが多くなってきていますので開花情報について
しずかの桜開花情報のページでお知らせします。
静の桜開花情報
*しずかの桜について [#p73f0ed5]
しずかの桜は「犬桜」という種類です。
イヌザクラ(犬桜)
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/inuza...
しずかの桜については[[しずかの桜環境を守る会]]のページも...
*静の桜のいわれ[#jd848684]
(以下の内容は、旧美麻村の小中学校のページ
http://www.vill.miasa.nagano.jp/school/H12home/elem/elem...
から再構築しました。)
美麻村大塩(おおしお)は、静御前(しずかごぜん)がなくな...
大塩には、千年いじょうとも思えるような桜のふるい木があり...
信州大学教授 市澤静山 書
*静の桜の伝説 [#ocb754d0]
** よしつねとのめぐりあいとわかれ [#ff69f73f]
しずかがはじめてよしつねにめぐりあったのは、雨ごいのおど...
しずかは、てんにょのような美しいまいひめでした。
母の磯の禅師(いそのぜんじ)といっしょに、こいするよしつ...
ところが、よしつねがほうおうから言われてたいせつなやくに...
しずかは、けわしい山をいくつかこえて、たったひとりでよし...
**しずかごぜん、とらえられかまくらへ [#q6d201c1]
「これをよしつねだと思ってくれ。」と言ってわたされた「は...
よしつねは雪の中をしずかとわれれて、山ぶしにへんそうして...
しずかはよしつねとわかれ、みやこにかえり、母の磯の禅師(...
やがて、二人はかまくらにおくられ、頼朝(よりとも)からき...
「よしつねのゆくえをおしえなさい。」
しかし、しずかもよしのでわれたきりで、よしつねのことはわ...
そのころ、かまくらはさくらのさかりでした。しずかは、花を...
**しずかのまい [#s49b2f6d]
ふさぎこんでいるしずかに、よりともは「鶴ヶ岡八幡宮(つる...
むかし、みやこでながい間雨がふらず、みんながこまっていた...
しずかは、よりともの前ではまいたくありませんでしたが、「...
しずかは音楽に合わせて、うぐいすのようなうつくしい声で歌...
しずやしず しずのおだまきくりかえし
むかしをいまに なすよしもがな
よしのやま みねのしらゆきふみわけて
いりにし人の あとぞこいしき
見ている人びとは、しずかのよしつねを思う心に、思わずなみ...
**ゆいのはまのかなしみ [#xbfca065]
しずかのまいは、よしつねのことを思うまいだったので、より...
「こんな歌は聞きたくない。」「まいも見たくない。」
と言って、すだれをおろさせてしまいました。
しかし、さすがによりとものつまの政子(まさこ)は、
「しずかがよしつねどのをなつかしく思うのはあたりまえです...
そう言って、しずかにほうびをいっぱいあたえました。
ところが、しずかとよしつねとの間に生まれたあかちゃんが、...
しずかの心はずたずたにきりさかれてしまいました。
「わが子よ!」なきさけびながら、すなはまをさまようしずか...
それから、つらくてかなしい日がつづきました。
**おうみじからにしなの里へ [#hf2b8c09]
春のうすもやの立ちこめる、琵琶湖(びわこ)のほとりを、女...
飛騨(ひだ)のとうげみちから、いつのまにか谷ぶかい木曽路...
きそでたすけてもらったのうかの人から、としとった牛をかし...
しずかはねつを出してくるしいのにくわえて、たいへんつかれ...
きかざったうつくしい女の人と、おともの人はつかれはててい...
「おうしゅう平泉(ひらいずみ)の里はこの山をこえたところ...
日がくれるころ大町の松崎(まつさき)の里へつきました。
「おうしゅうの藤原秀衡(ふじわらひでひら)さまのおやしき...
村人は「えっ、ひでひらさまのおやしき、聞いたこともないね...
しずかはこれを聞いて、大きなためいきをついて、なみだぐみ...
**大洞山をこえて大塩へ [#yc05a192]
八月をすぎ、日ぐらしぜみがなくあきのはじめのころでした。...
「よしつねは藤原泰衡(ふじわらやすひら)にせめられて持仏...
しずかのびょうきのからだは、あまりにも大きなかなしみにた...
しかし、村人のしずかをはげます声と、しんでしまったよしつ...
お寺の大ざくらのえだをおり、つえにして、母といっしょに出...
ひがし山の鷹狩山(たかがりやま)をこえ、大塩への道をいそ...
ここで、母とのじゅくをしました。
**しずか、てんにょのように大空にまう [#l60e01ce]
まえのばんのはげしい風で、さきはじめたばかりの白いはぎの...
朝、目をさますと、すぐに出発しました。まだなかなか見えな...
「もう秋ですね。元気を出して」と母にはげまされて、一ぽ一...
手にもっているつえにすがりついて、立ち上がろうとしました...
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*速報 しずかの桜開花情報について [#nee77691]
お問い合わせが多くなってきていますので開花情報について
しずかの桜開花情報のページでお知らせします。
静の桜開花情報
*しずかの桜について [#p73f0ed5]
しずかの桜は「犬桜」という種類です。
イヌザクラ(犬桜)
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/inuza...
しずかの桜については[[しずかの桜環境を守る会]]のページも...
*静の桜のいわれ[#jd848684]
(以下の内容は、旧美麻村の小中学校のページ
http://www.vill.miasa.nagano.jp/school/H12home/elem/elem...
から再構築しました。)
美麻村大塩(おおしお)は、静御前(しずかごぜん)がなくな...
大塩には、千年いじょうとも思えるような桜のふるい木があり...
信州大学教授 市澤静山 書
*静の桜の伝説 [#ocb754d0]
** よしつねとのめぐりあいとわかれ [#ff69f73f]
しずかがはじめてよしつねにめぐりあったのは、雨ごいのおど...
しずかは、てんにょのような美しいまいひめでした。
母の磯の禅師(いそのぜんじ)といっしょに、こいするよしつ...
ところが、よしつねがほうおうから言われてたいせつなやくに...
しずかは、けわしい山をいくつかこえて、たったひとりでよし...
**しずかごぜん、とらえられかまくらへ [#q6d201c1]
「これをよしつねだと思ってくれ。」と言ってわたされた「は...
よしつねは雪の中をしずかとわれれて、山ぶしにへんそうして...
しずかはよしつねとわかれ、みやこにかえり、母の磯の禅師(...
やがて、二人はかまくらにおくられ、頼朝(よりとも)からき...
「よしつねのゆくえをおしえなさい。」
しかし、しずかもよしのでわれたきりで、よしつねのことはわ...
そのころ、かまくらはさくらのさかりでした。しずかは、花を...
**しずかのまい [#s49b2f6d]
ふさぎこんでいるしずかに、よりともは「鶴ヶ岡八幡宮(つる...
むかし、みやこでながい間雨がふらず、みんながこまっていた...
しずかは、よりともの前ではまいたくありませんでしたが、「...
しずかは音楽に合わせて、うぐいすのようなうつくしい声で歌...
しずやしず しずのおだまきくりかえし
むかしをいまに なすよしもがな
よしのやま みねのしらゆきふみわけて
いりにし人の あとぞこいしき
見ている人びとは、しずかのよしつねを思う心に、思わずなみ...
**ゆいのはまのかなしみ [#xbfca065]
しずかのまいは、よしつねのことを思うまいだったので、より...
「こんな歌は聞きたくない。」「まいも見たくない。」
と言って、すだれをおろさせてしまいました。
しかし、さすがによりとものつまの政子(まさこ)は、
「しずかがよしつねどのをなつかしく思うのはあたりまえです...
そう言って、しずかにほうびをいっぱいあたえました。
ところが、しずかとよしつねとの間に生まれたあかちゃんが、...
しずかの心はずたずたにきりさかれてしまいました。
「わが子よ!」なきさけびながら、すなはまをさまようしずか...
それから、つらくてかなしい日がつづきました。
**おうみじからにしなの里へ [#hf2b8c09]
春のうすもやの立ちこめる、琵琶湖(びわこ)のほとりを、女...
飛騨(ひだ)のとうげみちから、いつのまにか谷ぶかい木曽路...
きそでたすけてもらったのうかの人から、としとった牛をかし...
しずかはねつを出してくるしいのにくわえて、たいへんつかれ...
きかざったうつくしい女の人と、おともの人はつかれはててい...
「おうしゅう平泉(ひらいずみ)の里はこの山をこえたところ...
日がくれるころ大町の松崎(まつさき)の里へつきました。
「おうしゅうの藤原秀衡(ふじわらひでひら)さまのおやしき...
村人は「えっ、ひでひらさまのおやしき、聞いたこともないね...
しずかはこれを聞いて、大きなためいきをついて、なみだぐみ...
**大洞山をこえて大塩へ [#yc05a192]
八月をすぎ、日ぐらしぜみがなくあきのはじめのころでした。...
「よしつねは藤原泰衡(ふじわらやすひら)にせめられて持仏...
しずかのびょうきのからだは、あまりにも大きなかなしみにた...
しかし、村人のしずかをはげます声と、しんでしまったよしつ...
お寺の大ざくらのえだをおり、つえにして、母といっしょに出...
ひがし山の鷹狩山(たかがりやま)をこえ、大塩への道をいそ...
ここで、母とのじゅくをしました。
**しずか、てんにょのように大空にまう [#l60e01ce]
まえのばんのはげしい風で、さきはじめたばかりの白いはぎの...
朝、目をさますと、すぐに出発しました。まだなかなか見えな...
「もう秋ですね。元気を出して」と母にはげまされて、一ぽ一...
手にもっているつえにすがりついて、立ち上がろうとしました...
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